一通の手紙

こんにちは、大城です。

先日、B-PEP宛に一通のお手紙が届きました。宛名を見ても見覚えのないお名前、一生懸命に書いたであろう字体。何だろう???と思い読ませて頂きました。

カット希望のお手紙!?必死で書いてくれたであろう字体を見るだけで感動しました、読んでいくと難病になってしまい歩く事、お話することが困難との事。
電話番号が記され、ゆっくりでしたらお話ができますと書かれていたのですぐさまお電話させていただいたのですが残念ながら留守でした。その後も何度かお電話したのですがやはり留守。

留守?歩行が困難なんで出たくても出られない?と1日気になりながらお仕事をしていました。明日、手紙を書こうと思いながらも再度お電話すると震えるような声で出てくれました。

お話をゆっくり聞いているとカットをしたいけどできないと断られ、ずっと探していた様子。この方のカットをしてあげたいと心から想い、その事を告げると「ありがとう」と震えるような声で言われなんだか悲しい気持ちになりました。

キレイにしたくてもできない方もいるんだと感じました。お店がオープンして半月、どのような方でもキレイになりたい方の気持ちに答えるのが美容師の使命だと改めて感じさてくれたお手紙でした。
5月中旬にカットさせて頂く事になったので、喜んで頂けるよう真心込めてカットします!